世界の歯科矯正事情~アメリカ・スウェーデン~

つくば研究学園矯正歯科クリニック
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こんにちは。秋山美文です。

日本と諸外国の、歯への意識や矯正治療に対しての考え方、そして、国の保障の面など様々な違いがあります。

外国における歯科矯正事情などを、お話していこうと思います。

今回はアメリカとスウェーデンです。

歯に対する意識が高いアメリカ

 

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アメリカの歯列矯正はとても盛んです。歯列矯正は親の子供に対する責任であるとも言われているそうで、歯並びの悪い子供を持つ約80%以上の親が子供への歯列矯正を検討しているというデータもあります。

アメリカでは、歯が美しいことがステータス。
笑顔から見える歯並びが美しいことが、男女ともに魅力的であるともいわれています。

子供のころからデンタルケアは日常的なものとして行われていますし、歯並びが悪いこと=だらしがない人、自己管理ができない人とみなされることも多いため、社会に出てから恥ずかしい思いをしないようにと、親は子供へのデンタルケアにはとても力を入れるようです。

歯列矯正はもちろんのこと、ホワイトニングや予防歯科への意識も高いアメリカ。

子どもの頃からのホワイトニングも、日常的とも言われているんですよ。

痛くなったから歯医者に行く・・・ではなく、歯が痛くならないように歯医者に行く。

この感覚がベースにあるというのも、見習いたいところですね(^_^)

福祉国家のスウェーデンでは

 

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子どもの医療費、教育費などが無料だったりと社会保証制度が充実しているスウェーデン。

この国では、予防歯科は義務化されています。
20才未満であれば、検診や歯科医院での治療は無料になるのです。

そのため、スウェーデンは、日本と比べると虫歯人口はなんと半分以下!
歯周病人口は日本の4分の1程度と言われています!!!

セルフケアだけではなく、プロのケアも大切ということで、国を挙げての一大プロジェクトとして予防歯科を義務付けたそうです。

その成果もあり、スウェーデンでは、歯が元気なお年寄りの方が多いことでも有名です。

アメリカもそうですがスウェーデンでも、スーパーには驚くほどのデンタルケア用品が並んでいます。
機能性もデザインも豊富なので、老若男女それぞれの症状やケアに合わせて選べますし、子どもも使いやすく楽しく口腔ケアを行うことができたり。

自然と歯に対する意識を高めてくれるような環境というのも大きいのでしょう。

アメリカと違う点は。
スウェーデンでは、20才未満であり、国が定めている基準を満たしている場合に於いては、矯正治療も無料です。

・不正咬合は病気という捉え方をしていること

・不正咬合を放置することで、虫歯や歯周病を引き起こす可能性が高くなること

そんな理由から、矯正治療を無料にしているようです。

 

歯に対する意識がとても強い両国。その背景はそれぞれ違うものですが、日本人も少しずつ歯に対する意識を高め、健康という面に於いても、歯や歯列はとても大切なものという認識がもっともっと広がるといいなと思っています。

つくば研究学園矯正歯科クリニック つくば研究学園矯正歯科クリニック 院長 秋山 美文

 

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