こんにちは!
つくば研究学園矯正歯科クリニック 院長・秋山美文です。
皆さんが思うきれいなあごの形ってどんな形だと思いますか?
きれいなあごの形というのは、見た目だけではなく、かみ合わせや上下の歯のバランスなどを総合的にみたものです。
きれいなあごはきれいな馬蹄形
一般に、あごの骨とは歯が並んでいる、歯を支えている骨の部分をいいます。
歯が作るアーチを歯列弓といいますが、からだの他の骨とは違い、ユニークな形をしていて、U字型、いわゆる馬蹄形をしています。
まっすぐな骨なら直線方向に伸びるだけですが、上下の歯がぴったりとかみ合うためには、上と下のあごの骨は、縦にも横にもバランスよく成長していかなくてはなりません。
一部だけに強い力がかかったり、一部だけ成長が遅れてしまうと、あごの形は「きれいな馬蹄形」を保てなくなってしまいます。
バランスが崩れたまま成長していくと、上と下の歯はバランスが悪いなりに、かみ合わせを作っていきます。食べるための機能を、悪いなりのバランスで作っていくのです。
≪ きれいな形 ≫
全体的に丸みのある馬蹄形が理想です。
カーブがゆるやかで、すべての永久歯がきれいに並ぶ大きさがあることが大事です。
≪ 発育不全のあごはV字型 ≫
よくかまない、舌の位置が悪い、指しゃぶりがある、といった場合に上あごの形は、Uではなく、「V」字型になってしまいます。
V字型のあごは、左右の幅が狭く、前歯部分は突出するので、上顎前突や、奥歯の交叉咬合を招きやすくなります。
しかし、このように実際に口の中をみるということは日常では難しい事です。
ご自身やお子様のあごの状態などが気になる場合には、専門医へのご相談をオススメいたします。
当医院でも最新鋭のCTレントゲンを導入しておりますので、このようなあごの形のお悩みやご相談などにも対応させていただく事ができます。
気になる方は是非お気軽にご相談くださいね!