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子どもの食事を見ていると、クチャクチャと音を立てて噛んでいることが多くて・・・その都度注意をしているんですが、これは歯並びと関係あったりしますか? |
歯ならびが悪いことや、噛み合わせの位置が悪いこと舌の使い方などが主な原因だと思われます。 |
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どういうことかと言いますと、舌を上にあげると見えるのですが、舌の裏側には舌小帯という、ひだのようものがあります。
その舌小帯の付き方が悪いと、舌を上にあげることが難しくなります。
そのため、歯ならびが悪くなりやすく、滑舌が悪い話し方になることもあります。
そして、食べ方もやはり音を立てて食べたり、不自然な食べ方にに見えることもあります。
前歯の生え変わりの時期などは前歯がない状態なので、舌を常に前歯の開いているところに置いたりします。
そのせいで滑舌が悪く聞こえたり、食べ方が不自然に見えたりすることもあるのですが、このような場合は永久歯が生えてくるとほぼ改善されていきます。
ところが、歯ならびが悪い場合には上記の症状が治りません。
口腔内の構造上の問題になるので注意をしてあげてもなかなか治らないことも多いのです。
歯並びを矯正するとうことも必要なことですが、口腔内の検査をし、例えば舌に原因があれば、舌にアプローチするような治療もあります。
正しい舌の使い方をするための機能訓練や、必要であれば、舌小帯切除などの治療もあります。
お子様によってケースは様々ですので、気になる時には専門医へのご相談をお勧めいたします。
お子様の矯正について詳しくお知りになりたい方は是非、お気軽にご相談ください。