8月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
暑い日が続き夏バテをしてしまうと、体の免疫力も低下してしまいます。
そして、免疫力が低下することで、お口に中にも影響が出てしまうことがあるのです。
その理由は
免疫力が低下することで歯周病菌が繁殖しやすい環境になってしまうからなのです。
歯周病が進行しやすくなってしまうんですね。
そして、夏は体の水分量が不足しがちになるため、唾液も少なくなる傾向があります。
唾液は、口内細菌の繁殖を抑える働きがあるのですが、唾液が少なくなると、細菌が増えて歯周病やむし歯のリスクも高くなってしまいます。
「じゃぁスポーツドリンクとかで水分補給しなくちゃね!」
と思いがちですが・・・
スポーツドリンクは飲みすぎると虫歯を引き起こす原因になります。
スポーツドリンクには、多くの砂糖が含まれているものが多いので、虫歯菌が活発になりやすいのです。
※スポーツドリンク以外でも、コーラやジュースなどにも糖分が含まれているので同様のことが懸念されます。
そして、クエン酸やアミノ酸などが含まれているスポーツドリンクは、口の中が強い酸性の状態になります。
運動後やたくさんの汗をかいた後などは、唾液の量が減っている事が多いので、唾液が口の中を中和するのに時間がかかります。
中和する時間は約40分程度と言われていますが、運動した後などは60分程度と時間が伸びるようです。。
口の中が酸性の状態が続くと、歯が溶かされていくので虫歯になりやすくなってしまいます。
暑い夏。スポーツドリンクやジュース類は熱中症予防には必要ですし、飲んだからと言ってすぐに虫歯に直結するわけではありません。
ただ、お口の健康のためにも、
「飲みすぎには注意する」「ダラダラと長時間飲まない」「お茶や水なども飲むようにする」
ほんの少しの心がけで、虫歯のリスクを下げることができます。
免疫力をしっかりつけて、歯磨きもしっかり行って、お口の健康を維持していきましょう!